前編~中編では、自身の特性(ADHD)と向き合いながら、一歩ずつ婚活の階段を上り始めた女性会員様のエピソードをお届けしました。
今回は、いよいよ運命のお相手となる「4人目のお見合い」から、感動のプロポーズ前に至るまでの【後編】をお届けします!

50kmの距離に迷った「4人目のお見合い」
彼女が希望していた条件の一つは、「実家からあまり離れていない場所に住むお相手」でした。 これまで親元を離れたことがなく、遠方に嫁ぐことへの強い不安があったからです。
しかし、お申し込みをくださった男性は、ご実家から50kmほど離れた場所にお住まいの方でした。
最初は「どうしよう…」と迷われていた彼女ですが、「せっかく私のプロフィールを見て申し込んで下さったのだから」と一歩を踏み出し、お見合いを受ける決断をされました。
場所は、都内のカジュアルなラウンジ。 4回目のお見合いということもあり、彼女自身も少しずつ「お見合いの心得」を理解し始めていました。 今回は同行はせず、ご自身で電車に乗り、お一人でお見合いへ向かわれました。
「沈黙」があっても居心地が悪くなかった理由
お見合いを終え、ご自宅に帰られた頃を見計らって「どうでしたか?」とお電話をしてみました。
すると、電話の向こうから聞こえてきたのは…… 「う~ん、う~ん、う~ん……」という深い悩み声。
「ピンとこなかったのかな?」とお聞きすると、彼女は素直な気持ちを口にしてくれました。
「正直、よく分からないんですよね。今まで交際したことないし、今日のお相手と仮交際に進むことになってもどうしたら良いか分からないし…」
私は、こうアドバイスしました。
「正直な気持ちとして、『またお会いしたいか、お会いしたくないか』、まずはそこが一番大切だよ」
すると彼女から、これまでのお見合いとは全く違う反応が返ってきたのです。
「実は、お話の途中で沈黙の時間もあったんです。でも、ちっとも居心地が悪い感じはありませんでした。とても優しくて、温かい人でした」
今までとは明らかに違う手応えを感じ、「それなら、ぜひ交際希望で進んでみようね!」と電話を切りました。
【カウンセラー直伝】肩の力を抜く「魔法の自己開示アドバイス」
実は今回、お見合いの前に彼女へ 「必ず最初に言ってみてね」 と伝えていた言葉がありました。
【お見合い冒頭でお伝えした言葉】 「私、プロフィールにも書きましたが、特性を持っていて上手にコミュニケーションが取れないことがあります。目を合わせられないこともあり、お話も得意ではありません。 でも、今日のお見合いをとっても楽しみにして来ました!お会いできて良かったです。今日はよろしくお願いします。」
最初に自分の「苦手なこと」や「特性」を開示することで、彼女自身の肩の力が抜け、素の自分のままお話ができたのだと思います。
後日、お相手の男性からその時のことを伺う機会がありました。
お相手男性の感想: 「最初、緊張されていたのか、ものすごい早口で特性のお話をされてびっくりしました(笑)。でも、なんだかすごく『可愛いな~』と思ったんですよね。」
短所や苦手な部分を隠さずに一生懸命伝える姿が、お相手には「誠実で可愛らしい魅力」として真っ直ぐ届いていたのです。
短所や苦手を最初に伝えることで、運命の歯車が動き出す
最初のお見合いで、完璧な自分を見せるのはとても難しいことです。 しかし、短所や不器用な部分を最初にお伝えすることで、お相手の心をグッと掴むことができる——彼女の姿は、私にとってもそれを改めて教えてくれました。
こうして仮交際に進んだおふたりは、その後も順調に仲を深め、真剣交際へ。 感動のプロポーズへと進んで行かれます。
まとめ:ありのままのあなたを受け入れてくれる人は必ずいる
婚活において、無理に「完璧な自分」を演出する必要はありません。
- 苦手なことや特性をはじめに伝えておく
- 「上手に話すこと」よりも「素直な気持ち」を大切にする
勇気を出してありのままの自分を見せたとき、それごと温かく包み込んでくれる最愛のパートナーが必ず現れます。
「自分に自信がない」「特性があって婚活が一歩踏み出せない」とお悩みの方も、ぜひ一歩を踏み出してみてくださいね。
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