家族のカタチとは

結婚相談日記

8月も半ばを過ぎた今日の午後、会員様との大切な面談のために新宿へ向かいました。
ホームで電車を待っていると、目の前にやってきたのは、小田急の子育て応援キャラクター「もころん」をモチーフにしたラッピング列車「もころん号」

車内に足を踏み入れると、心なしかいつもより和やかな雰囲気。ふと顔を上げると、目の前のつり革がなんと、もころんの形になっているではありませんか!

1車両に数本しかないと言われる、特別な「もころんつり革」
偶然出会えた幸運に、なんだか良いことがありそうな予感を胸に、
面談場所のカフェへと向かいました。

この日は、誠実で心優しい40代後半の男性会員様です。
彼の婚活における一番のテーマは、
「子供をどう考えるか」。
将来のビジョンについて、深く、そして真剣にお話を伺いました。

「子供は、やはり授かりたい」というお気持ちから、これまでは30代の女性を中心にお申し込みを続けてこられました。
もちろん、その気持ちは自然なことです。

しかし、その願いが時として、ご自身の出会いの可能性を狭めてしまっているのかもしれない。
私は、一つの新しい視点をご提案させていただきました。

「お子さんがいらっしゃる、シングルマザーの女性も視野に入れてみてはいかがでしょうか?」

「子供をこれから『授かる』人生」も素晴らしいですが、「すでに出会いを待っているお子さんと共に、『家族になる』人生」もまた、同じように素晴らしいものだと思います。

血の繋がりだけが家族ではありません。
愛情を注ぎ、共に成長し、食卓を囲む。
新しいお父さんを待っているお子さんにとって、あなたのような誠実な男性は、大切な存在になるかもしれません。

すぐに答えを出す必要はありませんが、「自分にはこんな未来の選択肢もあるんだ」と視野を広げるだけで、婚活の景色は大きく変わります。

面談を終え、帰り道で「もころん」のことを思い出していました。
子供たちの健やかな成長を応援するキャラクターとの偶然の出会い。それはまるで、「家族のカタチは一つじゃないんだよ」と、私に教えてくれているかのようでした。

婚活は、時に自分の凝り固まった価値観に気づき、新しい可能性の扉を開ける旅でもあります。 私たちは、皆さんがその扉を開けるための、ほんの少しの勇気とキッカケをご提供できればと思っています。

もし今、一人で悩んでいるなら、ぜひお話を聞かせくださいね。

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